4日 原油は続伸、OPECプラス減産延長で80ドル台
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(4月限)は先週末終値と比べ3セント高の80ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(5月限)は同15セント高の83.7ドル/バレルと、いずれも続伸で推移している。
4日アジア時間午前の原油相場は続伸となっている。住友商事グローバルリサーチ経済部担当部長の本間隆行氏は石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」が3日に減産延長を決めたことで「ロシアの減産などもありやや強い内容と受け止められ、買い戻しが入っている」と述べた。目先の相場展開について「今週から始まる中国全国人民代表大会(全人代)でどれぐらい高い経済成長が打ち出されるかが一つのカギになるだろう」との見方を示した。
日経平均株価は前日比295円63銭高の4万206円45銭で推移している。ドル円相場は1ドル=150.11円と、前日の17時時点(150.50円)と比べドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):170.95(↑0.12)