レックス22=反発、国内と輸入数指数ともに全面高
9日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は164.10ポイントと、5日から2.47ポイント上昇した。国内(9種)が153.94(5日から1.11上昇)、輸入(9種)が169.04(同1.89上昇)、輸出(4種)が169.31(同4.40上昇)。
国内指数は上昇。ガソリンについては、能登半島地震の影響で北陸地方を中心に供給不安が拡大。これを受けて、消費者が買いに動いたことが影響した。軽油、重油も強含んだほか、灯油も小幅上げとなった。元売り各社が仕切り価格を実質的に引き上げたことが要因。
輸入指数は大方、上げの展開となったが、LNGは下落した。生産者、トレーダーともに売り物を潤沢に抱えており、需給が緩んだ。
輸出指数は全面高。ベンゼンについては、米国相場が堅調に推移していることを受けて反発した。