レックス22=小動き、年末を控え動意低下
リムエネルギー総合指数22種(レックス22)は26日、前日比0.05ポイント低下の169.79。年末が近づく中、市場の動意が低下し小動きにとどまった。総合指数を構成する指数のうち国内(9種)は156.37と2日連続の横ばい。輸入(9種)が177.78と0.08ポイントの下げ。輸出(4種)も0.08ポイント低下の175.21と下げ幅は限定的だった。一方、総合指数の2024年の最高は7月3日の189.88、最低が9月12日の154.83。26日の水準は2023年の年末(12月26日)に比べ6.56ポイント上昇した。
国内指数を構成する9製品は26日、そろって前日比で変わらず。各油種とも12月の商談が一巡し、市場は取引を手控えるムードが強まった。
輸入指数の9製品はいずれも小安くなった。前日比0.15ポイント安と下げが比較的幅広だった液化天然ガス(LNG)でも、海外市場のクリスマス休暇の余波もあり取引は方向感を欠いた。
輸出指数を構成する基礎化学品のベンゼン、軽油、ジェット燃料、船舶用燃料の380cstの4種の下げが0.07~0.08ポイントの小幅な範囲に収まった。