18日 原油は反発、ポジション調整で

 11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(1月限)は前日終値と比べ18セント高の70.26ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(2月限)は同19セント高の73.38ドル/バレルと、いずれも反発している。
 18日アジア時間午前の原油相場は反発。ただ、18日に終了する米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を待ち、市場は様子見ムードが強い。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は、「17日は弱基調であったため、ポジション調整が入っている」と述べた。続けて「現時点ではFOMCの結果待ちで、値動きも限られている」と述べた。なお、目先の相場については「一進一退の値動きが続くとみられる」と同氏は指摘。来週にはクリスマス休暇が近づいており、徐々にプレーヤーも休みに入るため、値動きもレンジ内に限られる公算が大きいようだ。
 日経平均株価は前日比44円1銭安の3万9,320円67銭で推移している。ドル円相場は1ドル=153.65円と、前日の17時時点(154.07円)と比べドル安・円高方向に振れている。
 
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):167.62 (↓0.52)