レックス22=反発、ナフサやベンゼンなどの輸出入が全面高

 26日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は167.75と先週末から2.06ポイント上昇した。国内(9種)は154.53と同比で横ばいだったものの、輸入(9種)は174.77と同2.74ポイント、輸出(4種)は173.96と同3.44ポイントいずれも強含んだ。

 国内指数は、ガソリンをはじめ灯油や軽油、液化石油ガス(LPG)のブタンなど、いずれも先週末から変化が見られなかった。

 輸入指数は石油製品、ベンゼンなど石油化学品、液化天然ガス(LNG)やLPGが上昇した。このうちナフサは、欧州など域外産のアジア向けのアービトラージが閉じていることを受け、品薄感が強まった。

 輸出指数も強含んだ。ドバイ原油の相場上昇を受け、石油製品やベンゼンなど全面高となった影響を受けた。