レックス22=反発、原油・先物相場上昇で輸出入が全面高に

 19日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は171.87と先週末から1.56ポイント上昇した。国内(9種)は154.45と先週末から横ばい。一方、輸入(9種)は180.36と同2.87ポイント上昇、輸出(4種)は180.80と同1.80ポイント上昇した。

 国内指数は引き続き全油種で動きが乏しい。特に東日本では台風7号の接近に伴い、海上荷役が不可能だったため、石油製品、LPガスの取引は低調。旧盆期間中で夏季休暇中のディーラーも多かった。

 これに対し輸入、輸出指数は全面高。原油高などを反映した。特に輸入ではFO 380cst 3.5%Sが先週末から2.57ポイント上昇し168.38、LSFO 0.3%Sが同3.41ポイント上昇の200.88となった。シンガポール重油先物高を受けた格好だ。輸出でもFO 380cst 3.5%Sは同2.57ポイントの上昇。ジェットケロシン、軽油の上げも輸出指数の上昇に寄与した。