レックス22=下落続く、ナフサやLNGを中心に軟化

 10日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は186.97と、9日から0.20ポイント下落した。輸出(4種)は205.32と同0.51ポイント上昇したものの、国内(9種)が158.50と同0.05ポイント、輸入(9種)が196.79と同1.07ポイントそれぞれ下落した。
 国内指数は、ガソリンと軽油が下落する一方、灯油やプロパンなどその他はもち合った。
 輸入指数は、ナフサ、LPGやLNGを中心に下げが強まった。このうちLNGは、日本や韓国からの需要が低迷するなか、欧州の天然ガス相場の下落を受け下げ幅を増やした。
 輸出指数は、ジェットと軽油が下落する一方、ベンゼンと380cst重油は上昇した。このうちベンゼンは韓国向けに成約が聞かれるなど需要が旺盛となった。