レックス22=3日続落、国内および輸入のLPGが軟化

 8日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は188.27と、5日から0.15ポイント下落した。国内(9種)は158.90(前日比0.53下落)、輸入(9種)は199.43(同0.04下落)、輸出(4種)は206.49(同0.15上昇)。
 国内指数は、LPGのプロパンとブタンが下落。販売意欲の高まりが相場を圧迫した。石油製品はほぼ横ばいだったが、ガソリンのみ小幅下落した。陸上市況の下落を映した。
 輸入指数はわずかに下落。石油製品は総じて上昇した一方、LPGやLNG、ベンゼンが下落したため、輸入指数全体では方向感を欠いた。石油製品は原油市況の上昇につれ高となったが、LPGは供給増、LNGはドルベースが横ばいだったが為替が円高基調となったことでわずかに軟化した。ベンゼンは中国のSM相場の軟化につれ安となった。
 輸出指数は小幅高。石油製品が堅調に推移したため、ベンゼンの下げを吸収し、輸出指数全体ではプラス圏となった。