26日 原油は小幅反発、需要拡大期待で
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(8月限)は前日終値と比べ24セント高の81.07ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(8月限)も同20セント高の85.21ドル/バレルといずれも小幅反発している。
26日アジア時間午前の原油相場は小幅反発。楽天証券経済研究所の吉田哲コモディティアナリスト(=写真)は前日の下落に対する反動のほか、株価の上昇を受け、「投資家心理の改善による需要拡大期待から原油もやや買われている」と指摘した。目先の展開については、石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」で減産延長もあり、「少なくともWTIで80ドル前後は維持するのではないか」との見方を示した。
日経平均株価は前日比521円05銭高の3万9,694円20銭で推移している。ドル円相場は1ドル=159.84円と、前日の17時時点(159.49円)と比べドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):184.62 (↑0.81)