レックス22=2日続伸、原油・先物高を受け輸出入指数が全面高

 21日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は、前日比1.53ポイント上昇し180.71となった。内訳は国内(9種)が前日比0.53ポイント下落し156.59、輸入(9種)は同2.18ポイント上昇の186.03、輸出(4種)が同2.90ポイント上昇の199.50となった。

 国内は中間三品が東西で下落。国内市況の軟化や実需の伸び悩みを受けた。またプロパンは先安観を背景に東西ともに1.47ポイントの下落。

 輸出入指数は総じて上昇。イランのライシ大統領のヘリコプター事故を受け、中東情勢への懸念が再燃し、原油相場が上伸。先物相場も上昇しており、全体的に堅調な相場となった。特にFO380cst 3.5%Sは輸入指数が前日比4.25ポイント、輸出指数は同4.36ポイントと大きく上昇。ベンゼンも輸入指数は同3.29ポイント、輸出指数は同3.33ポイント切り上がった。

 またLNGの北東アジア相場は、ノルウェーガス田のメンテナンスによる生産量の減少を背景に欧州の天然ガス市況が上昇につれ高となった。輸入指数は前日比4.02ポイントの上昇だ。