レックス22=反落、輸出指数の下落を受け

 16日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は、前日比0.11ポイント下落し180.91となった。内訳は国内(9種)が156.16(同0.01上昇)、輸入(9種)が185.36(同0.01上昇)、輸出(4種)が201.21(同0.35下落)。
 国内指数はガソリンが前日から0.91ポイント上昇。製油所のトラブルや定期修理に伴う品薄感を背景に売り意欲を後退させるプレーヤーが増えた。一方、軽油は同0.72ポイント下落。販売不振を背景に売り圧力の高まりを映した。もっとも、ガソリン、軽油以外の石油製品、LPGともに多くのプレーヤーが足元は様子見姿勢を取り、前日からの値動きはなかった。
 輸入指数は石油製品、LPGは販売不振を背景に全面安となった。このうち、ナフサは前日から2.55ポイント、プロパンは同0.60ポイントそれぞれ下落した。一方、石化製品のベンゼンは同0.87ポイント、LNGは同9.71ポイントそれぞれ上昇。LNGの上昇が石油製品、LPGの全面安の相場を抑える格好となった。
 輸出指数は石油製品が全面安となった。需要不振が背景にある。このうち、ジェットケロシンは前日から2.23ポイント、軽油は同2.22ポイントそれぞれ下落した。一方、ベンゼンは同0.87ポイント上昇した。