19日 原油は小動き、FOMCの政策金利発表を控えて

11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(4月限)は前日終値と比べ5セント安の82.67ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(5月限)は同3セント安の86.86ドル/バレルと、いずれも小動きとなっている。
19日アジア時間午前の原油市況は小動き。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は「様子見ムードが広がっている」と述べた。19~20日にかけて米連邦準備制度理事会(FRB)による米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策金利発表を控えているため、市場では「一進一退の動きが続いている」と同氏は指摘した。
なお、同日にFRBのパウエル議長による定例記者会見があり、政策金利の現状維持が見込まれるなか、新たに発表される経済および金利見通しに注目が集まる。
日経平均株価は前日比282円72銭安の3万9,457円72銭で推移している。ドル円相場は1ドル=149.18円と、前日の17時時点(149.13円)と比べドル高・円安方向に振れている。

◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):175.39 (↑2.03)