21日 原油は反発、買い戻しで

11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(4月限)は前日終値と比べ21セント高の77.25ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(4月限)は同23セント高の82.57ドル/バレルと、いずれも反発となっている。

アジア時間21日午前の原油相場は反発している。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は、特段目新しい材料がなく相場の方向感に欠けるなか、「前日国際エネルギー機関(IEA)による2024年の石油需要見通しの下方修正などで相場が下げた反動から、買い戻しが入りやすくなっている」と指摘した。目先の相場展開については「WTIで70ドル台後半のレンジの値動きになるのではないか」との見方を示した。

日経平均株価は前日比158円31銭安の3万8,205円30銭で推移している。ドル円相場は1ドル=149.97円と、前日の17時時点(150.36円)と比べドル安・円高方向に振れている。

◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 171.39 (↓0.76)