レックス22=反発、需要堅調で輸出入指数が上昇
19日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は先週末比0.80ポイント反発し172.68となった。国内(9種)は先週末比0.05ポイント下落し152.08と小幅に反落した。一方で、輸入(9種)は176.08(同1.41ポイント上昇)、輸出(4種)は189.87(同1.04ポイント上昇)。
国内指数はガソリン、灯油、軽油、重油の弱含みを受けて、わずかに下落した。低迷する陸上市況を背景に、海上市場での買い気が緩みやすい。プロパンやブタンは横ばい。元売り各社の3月の仕切り価格が2月よりも切り上がるとの見方があるものの、買い手は様子見を続けている。
輸入指数は上昇。FO 380cst3.5%Sがシンガポール先物高を受けて、先週末比3.96ポイント上昇。またジェット燃料は域外向けの引き合いが強まり、同2.92ポイント上昇した。LNGは欧州の来冬向け在庫需要の高まりを受けて、3営業日ぶりの上昇となり4.86ポイント反発した。
輸出指数も上伸。FO 380cst3.5%Sが先週末比4.08、ジェットケロシンが同3.22ポイントそれぞれ上昇した。一方、ベンゼンは0.67ポイント下落した。