13日、原油は反発、値ごろ感からの買い戻しで
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(1月限)は前日終値と比べ6セント高の68.67ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(2月限)も同6セント高の73.30ドル/バレルと、いずれも小反発している。
13日アジア時間午前の原油相場は小反発。楽天証券経済研究所の吉田哲コモディティアナリスト(=写真)は「11月の米消費者物価指数(CPI)の結果を受け、需要が弱いなかで米利下げの時期が遠のいたとの見方が市場で強まって前日の海外相場では下落したが、アジア時間では値ごろ感から買い戻しが次第に優勢になっている」と指摘した。ただ、今後の展開については「最近の下げ基調のなかで、春につけた今年の安値66ドル前後が下値支持になるのではないか」との見方を示した。
日経平均株価は前日比211円37銭高の3万3,055円07銭で推移している。ドル円相場は1ドル=145.48円と、前日の17時時点(145.44円)と比べドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):163.99 (↓0.52)