レックス22=小幅続落、輸入指数が軟調

30日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は170.13ポイントと、前日から0.10ポイント下落した。国内(9種)は156.74(前日比0.15上昇)、輸入(9種)は182.61(同1.49下落)、輸出(4種)は171.03 (同1.04上昇)。

国内指数は小反発。重油は寒波到来に伴う需要増の期待と先高見通しから同0.94ポイント上昇。他の石油製品、LPGは取引が閑散で前日から値動きはなかったが、重油の上昇が全体を押し上げた。

輸入指数は続落。石油製品のうち0.3%重油は1.58ポイント下落の210.77となったが、3.5%重油は3.80ポイント上昇の162.02と大きく切り上がり、ナフサ、ジェット、軽油も上昇した。一方、ベンゼンは同0.27ポイント下落の154.62、プロパンは同4.61ポイント下落の148.34、ブタンは同4.62ポイント下落の151.24と総軟調。このうち、LNGは大きく切り下がり、前日から10.63ポイント下落の342.74となり、全体を押し下げた。暖冬による需要減見通しと供給過剰が影響した。

輸出指数は反発。ベンゼンが同0.25ポイント下落したが、3.5%重油は同3.42ポイント上昇の160.84、ジェットは同2.28ポイント上昇の206.55。堅調な需要と供給引き締まり見通しから、全体を牽引した。